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花と銃  ~ ジャスミンの町ダマスカスの未来はどこに

花と銃

自由のない国に暮らしたい人はいないと思う。
私もシリアが民主主義の進んだ国になることを望んでいるが、独裁者に代わって、法律を遵守しない武装勢力が権力を握ると、もっと情勢は悪化すると思う。
この1年半の間にシリアに流入した武器はどうなるのか?武器保有者たちは現在の政権を倒したら、自発的にこの武器を新政府に渡すのだろうか?おそらく渡さないだろう。
例えば、レバノンの内戦が1990年代に終わり約20年が経過したが、多くの人たちはまだ武器を保有している。彼らは些細な問題あってもすぐに武器を取り出す。
ごく最近の話ならリビアがある。リビア革命が終わって1年間以上経過するが、政権を倒すために武器を持って立ち上がった人たちはこの武器をまだ保持し続けている。
シリアも同じことだ。シリア問題の結果はどう転ぼうが流入した武器は残されることになる。シリアだけではなく、中東全体で国の法律より宗教や部族の規律のほうがより強くなって来ている。普通の人たちでも武器を使って、自分たちの都合の良い「法律」を実現したいということになるだろう。

昔からダマスカスは「ジャスミンの町」と呼ばれていたが、これから「カラシニコフの町」と呼ばれることになるのだろう。なんともったいない…